○焦点調節力は、加齢により著しく低下する。 60〜70歳の高齢者では、若年者のそれの1/10程度に小さくなる。
○眼球の光に対する感度調整の機能を順応という。視細胞の光に対する感度変化は、高齢者の場合、若年者のそれの数分の1程度しかない。
したがって、明るい所から暗い所へ移動するような場合、若年者が感じるような明るさを感じなかったり、図4に示すように明るさの差を感じるまでにより長い時間を要する。
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